在モンゴル日本大使館を表敬訪問しました

公開日 2019年08月20日

更新日 2019年08月20日

徳島大学では、政府ODAである「日本モンゴル教育病院運営管理及び医療サービス提供の体制確立プロジェクト」を請け負っており、医療技術部からは中尾部長、川田副部長、大西部門長が技術プロフェッショナルとして現地指導を担当しています。

2019年5月23日、プロジェクト統括である苛原 医歯薬学研究部長とともに在モンゴル日本大使館を表敬訪問し、高岡正人大使にプロジェクト進捗状況等を報告しました。

 

高岡正人大使と苛原医歯薬学研究部長、中尾部長他、本学関係者
高岡正人大使と苛原医歯薬学研究部長及び中尾部長ほか、本学関係者

 


モンゴルでは、地方病院で働く医師を始めとする医療従事者の質の低さ、医療機材設備の未整備など、地方の一次、二次医療サービスの向上が課題となっています。日本はこの課題解決に向け、日本モンゴル教育病院(以下「日モ病院」という)の建設を行っています。

日モ病院は、将来的に保健人材の卒前・卒後研修拠点となると同時に増加傾向にある非感染性疾患(NCDs)に対応できる高い医療サービスの提供拠点として医療サービスの向上に貢献することが期待されていますが、同国では、教育病院の運営経験がないため、まず総合病院として高水準の運営管理と質の高い医療サービスを提供する体制の整備が必要です。

この協力では、日モ病院において適切な運営管理、患者中心医療の導入、先端医療サービスの導入、高度な救急医療体制の整備の実現に向けた支援を行います。

これにより、技術水準、質ともに高い医療サービス提供が受けられる体制の確立を図り、日モ病院が総合病院として高い水準で機能することに寄与します。

(出典:国際協力機構(JICA)

このページの
先頭へ戻る