資格取得への進路(歯科衛生士)
資格取得への進路
歯科衛生士
歯科衛生士とは
歯・口腔の健康は、「自分の歯でおいしく食べる」「楽しく会話する」など、健康でいきいきした生活を送るための基本となります。
歯科衛生士は、歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図ることを目的として、人々の歯・口腔の健康づくりをサポートする国家資格の専門職です。
具体的には、人が歯を失う主な原因である虫歯や歯周病などの歯科疾患を予防するための医療技術である「歯科予防処置」、歯科医師の診療の補助や歯科治療の一部を担う「歯科診療補助」、そして虫歯や歯周病などを予防するための生活習慣やセルフケアを実行するために必要な専門的な指導「歯科保健指導」などを行います。
近年では、がんなどで手術を行う患者さんの肺炎予防のための口腔ケアや、住宅で寝たきりの高齢者や介護老人などで実施される口腔ケアも歯科衛生士の重要な業務となっています。
歯科衛生士養成校
歯科衛生士養成校は3年制(専門学校・短期大学)、4年制大学があります。
■徳島県及び近隣の歯科衛生士養成校
- 徳島県
徳島大学歯学部口腔保健学科(国立大)4年
徳島文理大学(私立)4年
徳島歯科学院専門学校
四国歯科衛生士学院専門学校
専門学校徳島穴吹カレッジ歯科衛生士学科 - 香川県
香川県歯科医療専門学校
穴吹医療大学歯科衛生学科 - 愛媛県
松山歯科衛生士専門学校
学校法人河原学園河原医療大学校 - 高知県
高知学園短期大学 - 広島県
広島大学歯学部口腔保健学科(国立大)4年 他4校 - 岡山県:3校
- 鳥取県:1校(県立)
- 島根県:1校
主な就職先
歯科診療所、病院、企業、介護老人施設、保健所、市町村保健センターなど
有資格者数
就業者数 約145,183名(令和4年度末)
合格率
- 合格率 93.3%(令和5年度)
(合格者数:6,950名)
現状
人々の健康志向の高まりとともに、歯・口腔の健康づくりを通して、食べる力、生きる力をサポートする歯科衛生士の活躍に大きな期待が寄せられています。
更新日:2020年9月30日