資格取得への進路(言語聴覚士)
資格取得への進路
言語聴覚士
言語聴覚士とは
言語聴覚士の主な業務は以下のとおりです。
- 失語症、構音障害、嚥下障害、高次脳機能障害などに対するリハビリ
- 補聴器、人工内耳の調整とリハビリ
- 言語発達の遅れのある子どもの療育
言語聴覚士養成学校
全国の言語聴覚士養成施設は73校あります。4年制または3年制、また、指定科目の既修得者には2年制の大学院があります。
■4年制大学
- 公立
県立広島大学 - 私立
川崎医療福祉大学
大阪保健医療大学
大阪河﨑リハビリテーション大学
姫路獨協大学ほか
■専門学校
- 私立
高知リハビリテーション学院 言語療法学科(高卒4年)
四国中央医療福祉総合学院(高卒3年)ほか
(科目指定で国家試験受験資格を得られる大学もあります。)
主な就職先
病院、保健所、老人福祉施設、養護学校、ろう学校、ことばの教室ほか
有資格者数
約30,000人(男女比不明)
(平成28年度現在)
合格率
- 全国合格率 75.9%(平成29年現在)
(国家試験受験者数:2,571名 合格者数:1,951名)
現状
言語聴覚士(ST:Speech-Language-Hearing Therapists)はことばというコミュニケーション手段に障害を持った方や、飲み込みに問題がある方のリハビリを行う専門家です。
1999年に誕生したばかりの新しい職種で人数はまだ不足しており、活躍の場は今後大きく広がっていくと思われます。医療機関、保健・福祉機関、教育機関など幅広い領域で活躍し、コミュニケーションや食事の面から豊かな生活が送れるように、ことばや聞こえ、飲み込みに問題を持つ方とご家族を支援します。
更新日:2019年9月2日